世界で活躍する人材を育成するグローバル研修の１つ、インドネシア学生交流研修プログラムが９月１日から１６日まで実施され、現地でボランティア教師体験などをメインにインドネシアと日本の架け橋となる草の根交流活動を行いました。
 わずか２週間の現地滞在でしたが、経済発展が続くインドネシアを理解するとともに、インドネシアに新しい友人や家族が出来て、笑顔と友情を分かち合う素晴らしい体験ができました。
 最後の夜に開催したさよならパーティーでは、OIU学生もジェンデラルスディルマン大学の学生も涙で言葉にならない別れとなったようで、国を超え、民族を超える共感と感動がシェア出来たことを実感しました。
 これからもSNSなどを通じて、ずっと良い関係が続いていきますように。

【日系企業視察】
 現地で活躍している日系企業を訪問し、現地での企業活動を通じてインドネシア理解を深めるとともに、社会人としてこれからの世界で活躍する大学生の若者に必要不可欠な興味や知識などについて温かいエールを送って頂きました。

【ボランティア教師体験】
 合計６校の現地高校を訪問し、日本文化紹介・日本語ボランティア授業を実施しました。どの高校でもやさしい現地の先生、明るい生徒達に温かく我々研修団を受け入れて頂いて、貴重な文化交流授業を行う事ができました。このような機会を与えてくれた関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

①ジャカルタ
 協定校ダルマプルサダ大学の卒業生が務めているジャカルタ市内の第５７専門高校を訪問し、日本文化紹介授業を実施しました。

②中部ジャワ州プルウォケルト
 協定校ジェンデラルスディルマン大学の日本語学科の学生と共に現地の普通高校、専門高校５校を訪問し、日本紹介を行いました。
（第１専門高校、第５普通高校、アル・イルシャッド普通高校、ウィオロトモ専門高校、ソカラジャ普通高校）

【大学交流】
①London School of Public Relations, Jakarta
 OIUと本校とは短期研修団を相互に派遣して、交流を続けています。今回は大学見学のほかに、初級インドネシア語授業を開講して頂いて我々研修団のプログラム実施に役立ちました。

②Jenderal Soedirman University
 社会政治科学部、医学部での大阪紹介、大学紹介と日本文化紹介、留学生別科での留学生活紹介を行いました。また人文学部日本語学科での交流会と運動会では、日本語学習者との間で民族の違いを超えた友好を深めました。

【世界遺産視察】
 世界最大の仏教遺跡といわれるボロブドゥール寺院、ヒンズー教寺院で古都ジョグジャカルタのシンボルでもあるプランバナン寺院も見学。重層的で多様な文化と歴史を学習しました。

【ホームステイ体験】
 ジェンデラルスディルマン大学日本語学科の学生の家庭で４泊５日のホームステイ体験を行いました。トイレや入浴はもちろん大家族での食事など、インドネシア的な生活習慣を理解するとともに違いは違いとして受け止めて適応することで、日本での自分自身の生活習慣を捉えなおして、豊かなインドネシア文化を体験しながら、インドネシア理解を一層深めることができました。またたった５日間でしたが家族同然に受け入れてくれたこと、彼らのホスピタリティーに感激しました。