平成27年度交換留学プログラムで2015年8月～12月までの期間、タイ・バンコクの協定校バンコク大学・インターナショナルカレッジに派遣されましたグローバルビジネス学部3年生 澤田 和佳さんの海外体験レポートをご紹介します。

　私は半年間タイのバンコクにあるバンコク大学インターナショナルカレッジ（Bangkok University International College 通称BUIC）に留学しました。

＜学校生活＞

　BUICで受講できる専攻はMarketing, Entrepreneurship, International Tourism Management, Computer Graphics and Multimedia, Business English, Communication Artの中から選択することができました。私は海外でのビジネスについて興味があるのと、タイは観光業が発展しているため、タイの観光について学びたいと思いInternational Tourism Managementの授業を受講しました。授業の中ではフィールドトリップが行われる授業もあり、その地域ではどのような観光業を行っているのかを議論、発表を行いました。日本の大学に比べるとパワーポイントなどを利用した発表や、グループになってディスカッションを行ったり、3000字以上のレポートを書いたりする機会が多いように感じました。授業は専門的な内容のものが多く、時々理解するのが難しい時もありましたが、私自身ついていけなくなるという事はなかったですし、自分の興味のあることを専門的に詳しく学ぶことができたので、毎回の授業がとても刺激的でした。また、タイの文化等についても詳しく学びたいと思い、タイ語のクラスも受講しました。先生がとても気さくな方で、伝統的なタイの衣装を着せてくれたり、タイ独特の果物やお菓子を買ってきてくれたり、タイ料理を食べに連れて行ってくれたりもしました。聞くだけでなく実際に体験することもできとてもいい経験になりました！

　留学生はメキシコ、ドイツ、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、トルコ、アメリカ、中国、台湾、韓国、日本など様々な国から来ていました。日本人はかなり少なく、授業や日常では英語しか通用しない環境なので自分の英語力を向上させることが出来ます。自分の英語の文法が間違っていても、皆親身になって話を聞いてくれます。そのため、私自身完璧に話すという事よりも、自分の思いを積極的に伝えるように努力しました。そうすることで相手も自分を信頼して、色々な話をしてくれるのでとても楽しかったです。

＜日常生活＞

　普段学校がない日には、友人達とマーケットなどに行ってショッピングをしたり、観光地をまわったりと、勉強だけではなく日本以外の文化や生活にたくさん触れることができました。寮や学校から電車やバス、タクシーなどで簡単にどこへでも安く行くことができ、とても便利でした。物価も日本に比べてかなり安く、マーケットもたくさんあり、１つ１つ違った特色があるので何度行っても飽きることがありませんでした。

　最後に、５か月の留学期間はあっと言う間に過ぎ去ってしまいました。本当に良い友人達、先生、環境の中で過ごせ、自分自身留学を通して成長することが出来ました。このような経験をさせてくれた両親や先生方に心から感謝しています。またタイを訪れたいです。海外で長期間滞在する事に不安を感じる方も多いとは思いますが、先生方もたくさんフォローしてくださいますし、何より自分をひと回り大きく成長させることのできるとてもいい機会だと私は思います。変化を恐れずに、是非留学へ行って、新しい自分を発見してみてください！