大学紹介

『茶の香でむすぶGlobal Mind』

Date.

16/05/19

 農産物のブランド戦略について研究するために、留学生を含むゼミ生3名と実地調査を行いました。5月2日と3日に京都・南山城村の辻本製茶場にてブランド新茶の収穫・加工を体験しました。近隣農家と同じ樹から獲れた茶葉なのに、何倍も高額で買い取られるヒミツを知りたいからです。論文や本には無い事実を自らの経験を通して気づき、現場での対話を通して新しい知識を吸収しました。今回の調査結果は、ゼミ生の卒業論文にて明らかにされるでしょう。『茶の香でむすぶGlobal Mind 』これが、卒業研究のテーマです。自分たちで作ったお茶は、海外協定校の大学生にも届けられます。
 大学の宿泊施設「薫笑庵」から見上げた満天の星空の美しさと、卒業後の夢や進路について皆で語り合った時間は、かけがえのない大学生活の愉しい思い出になるでしょう。自分の学生生活を魅力いっぱいに語る彼らには、複数の企業から入社の要望が既に届いています。

【学生の声】

 2日間の作業の中で一番心に残っているのが、農家の方々の茶葉に対する思いです。 茶園のみなさんは、まるで我が子を育てているかのように、お茶の樹をひとつひとつ手作業で大切に育てられていました。そういった思いがお茶の樹にも伝わっているのだな、と感じました。私が暮らしている街にはない、見渡す限りのお茶畑の光景を眺めるほど「農家の方々の茶葉に対する思いをもっと知りたい」という気持ちが高まります。この貴重な体験を、論文や卒業後の仕事に活かしたいと思います。 

経営デザイン学科4年次生 箱谷知美

 日中は見渡す限りの緑に囲まれ、夜には空一面の星の下、日頃は味わえない体験ができました。就活の面接で卒論のテーマを訊かれるたびに、採用担当者の方から好感を持たれます。ブランドは貴重な経営資源です。その企画・開発について、使える知識を現場で探しています。 

経営デザイン学科4年次生 須賀 嵩介

文責:グローバルビジネス学部講師 村井康真

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