心理コミュニケーション学科1年次生対象の「対人コミュニケーション演習」が兵庫県いえしま自然体験センターにて実施されました。
Date.
16/06/17
心理コミュニケーション学科では、5月28日(土)・29日(日)にかけて1泊2日の学外演習を実施しました。兵庫県の南西部、播磨灘に浮かぶ無人島(家島)において、1年次生全員を対象とし、友人関係の早期構築とコミュニケーション能力の育成が主要な目的です。本学科のアクション・プログラム(AP)に所属している2・3年次生にも事前の企画活動を行なってもらい、当日は彼・彼女らのリーダーシップを養う機会でもありました。
1日目は、大学からバス経由で兵庫県姫路港まで移動し、その後フェリーにて家島に向かいました。到着後、学生たちには10グループに分かれてもらい、釜戸に火をおこす過程からお米を洗い、食材を切り、炒めたりしながら共同で夕食を作る「食事ワーク」をしてもらいました。芯の残ったご飯に戸惑いながらも、共同作業を楽しんでくれたと思います。皆、時間が経つごとに周りを見ながら自分の役割を探していました。夜はAP生の指導のもと「キャンプファイヤーワーク」を行い、1年次生の意外な一面も見えました。
2日目は、AP生指導のもと、カヌー・カヤックを体験するグループと浜辺を使ったワークを行うグループに分かれ、それぞれで活動を行いました。AP生にとっても1年次生への対応に奮闘し、指示が思い通りに伝わらないことや予定通りにスケジュールが運ばないことに苛立ちを感じながら、野外での作業の難しさを学んでくれたと思います。翌日が授業であったにも関わらず、1年次生もAP生も皆と関わりながら、小雨の中、携帯電話の電波も入らない無人島で有意義な時間を過ごしてくれたことと思います。