『モノづくりの現場から人づくりを学ぶ』
Date.
16/08/03
みなさんはご存知ですか?大学を卒業して企業に就職したら、最初の1年間で何を学ぶのでしょうか。4回生の飯伏君と児玉君はいま、東大阪市にある企業において新入社員の人材育成について調査・研究しています。たとえば、部長さんをはじめ入社1年目の社員さんにインタビューしたり、自らもインターンシップ生として仕事の一部を経験したりしています。
卒業後はそれぞれの進路を歩む二人ですが、モノづくりの現場で人を育てる研究を続ける二人の顔つきも変わってきました。彼らの卒業論文を読めば、あなたの学びが変わるかも知れませんね。キャリア教育の充実した大阪国際大学で、自分の可能性を拡げてみませんか。
【学生の声】
インターンシップに参加できたのは貴重な体験でした。工場内の見学では自動ロボットによる部品製造をはじめ、ドリルで指定された穴の大きさや数、溝をつくる加工のほか、さまざまな機器の役割や製品の製造工程を直接、見ることができました。ほかにも、関連企業の工場に連れて行ってもらい、異なる製造・加工技術を紹介して頂きました。さらに、事務所での作業を通じて、商売の仕方や社内教育の様子を観察し、学生生活で何を身につければよいかを知ることができました。ここで見聞した社内教育を参考にして、新入社員の学習モデルについて卒業論文を書いています。
経営デザイン学科4年次生 飯伏由都
卒業論文では「新入社員の初期キャリアの発達プロセス」について研究しています。一社員として、事務作業から取引先の訪問営業、さらには製品の配達業務も体験させてもらいました。こうした仕事を通して「働くとはどういうことなのか」を学び、感じることができました。仕事の合間に社員の方に質問したり、いろいろな話を聞かせて頂いたりしたことが、就職活動において自分の強みになりました。特に、面接時の表情や目配りについては学内の講習以上に勉強させて頂きました。ビジネスマナーにも慣れておくと、面接の時に余裕ができ気持ちがとても楽でした。
経営デザイン学科4年次生 児玉嵐優
文責:グローバルビジネス学部講師 村井康真