大学紹介

南山城村役場での宿泊型インターンシップが行われました!

Date.

16/09/12

 去る8/16火曜日から26金曜日までの10日間、グローバルビジネス学科の2名の学生が、南山城村高尾にある"薫笑庵"に泊まり込みながら、村役場でのインターンシップを行ってきました。両学生は生活者の視点も持ちながら、役場のさまざまな業務を体験し、地域住民とのコミュニケーションも重ねました。その中でも特に、まちづくり推進課という部署での、移住・定住、空き家のリノベーション作業が印象に残ったということでした。二人とも、ゼミの研究テーマとして「地域活性化」に取り組んでいるので、どうやれば若い人たちが南山城村に移住し、定住してくれるのだろうかという思索を深めるのによいきっかけになったようでした。そして、最終日には、村長ほか幹部の皆様の前で、「インターンシップを通じて南山城村から感じ取ったこと」と題し、両学生が、このインターンシップの期間で、移住者の気持ちやヨソモノ視点から考えた村の良い点、悪い点を発表しました。
 両名は、慣れない土地での生活で苦労したと思いますが、地域住民の方にも食事をごちそうになるなどコミュニケーションを図り、今後のキャリア形成や地域活性化活動の一助になる有意義な経験や気づきを、現場の実践を通して学ぶことができました。

【インターンシップ学生の感想】

 今回のインターシップは自分の人生の中で非常に為になるモノになりました。今まで役場の仕事というのは、デスクワークが多いと思っていましたが、そうでは無いというのがわかりました。実際に空き家の掃除やその他にも現場に出て行く仕事が多かったからです。
 また、役場での一番の問題だと感じたのは、住民の方にやっていることや考えていることが伝わっていないということでした。実際に、住民の方に話を聞いていると役場は仕事をしていないとか何にもしてくれないと言う声が多くありました。しかし、役場で話を聞いてみると、きちんと受け止めて進めているというものがありました。このように、住人の方に伝わっていないということは問題だと思いました。だから、もっと住人の方にも役場がやっていることを理解してもらい、役場も住民の声に耳を傾けてやっていくことで、地域と役場が一つになりいい村ができていくのでは無いかと考えました。

(グローバルビジネス学科3年生 伊藤聖悟くん)

 このインターンシップを経て、私が想像していた役場の仕事イメージが大きく変わりました。そして、役場の人を見ていると、やっぱり住民の人と直に接するので神経を磨り減らす仕事だなと思いました。目的・目標をきちんと持てないと難しい仕事だなと感じました。また、この二週間、慣れない土地での生活で本当に大変でしたが、伊藤君と支え合いながら、生活面含め協力してこなせたことが、自分にとっても大きい収穫だったなと思います。

(グローバルビジネス学科3年生 北雄介くん)

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