地域活性化フィールドワークの実施
Date.
16/09/16
京都府南山城村と奈良県吉野町にて、両地域の特性をあぶりだし、それぞれの活性化へ向けた対応策を考えるというテーマのもと、グローバルビジネス学科の田中優ゼミ生と「ひと・まち・つくる」プロジェクトの学生が、2泊3日のフィールドワークに挑戦しました。
参加学生らは、この4月から、南山城村では米作りや畑作業などに、吉野町では耕作放棄地を活用した吉野紙の原料である楮(こうぞ)づくりに励んでおり、実践を通じた地域活性化に取り組んできています。今回は、地域資源の発掘とともに、地域住民の思いがどこにあるのかなどについて、チームを組んで調査していきました。地域活性化の課題などについて、直接的なコミュニケーションをとることで初めて理解できたということも多かったようです。今後は、今回の調査内容を踏まえた新たな取り組みに期待したいと思っています。
指導教員:田中 優(グローバルビジネス学科)
【参加学生の感想】
今回は、二泊三日という合宿形式でのフィールドワークでしたが、いろいろな方の協力のおかげで、自分たちの調査をすることが出来たことに感謝したいです。学生だけでの行動が多く不安なこともありましたが、地域住民の方の声を直に拾うことができて、自分たちにとっても大きな自信となりました。
グローバルビジネス学科3年生 金井優太くん
この3日間で様々な意見と地域資源を集めることができました。住民の皆さんへのヒアリング調査では、当初予定したアンケートの内容だけではなく、昔の話や、私たち学生との価値観の違いなどについても詳しく聴くことができ、非常に内容の詰まったインタビューになりました。今回のフィールドワークでは、ただ単にインタビューをしただけではなく、学生みんなが、住民の方に顔を覚えて貰い、今後自分達がどんな事をしたいのかということも伝えられました。今後の両地域の活性化へ向けた「種」をたくさんいただき、大きく育てていくことが自分たちの役目と感じた3日間でした。
グローバルビジネス学科3年生 伊藤聖悟くん