今回が3回目となる本プログラムは9月11日～21日に実施され、8人の学生が参加しました。
現地ではボランティア教師体験などをメインにとても濃い11日間を過ごしました。

【学生交流】

①貿易大学（ハノイ）
②ホンバン国際大学（ホーチミン）
各大学日本語学科生との交流会を開催しました。お互いの国や文化についてプレゼンテーションの発表を行い、その後、少人数のグループに分かれて様々な話を繰り広げていました。

【ボランティア体験】

• ①日本文化紹介授業
  ２つの中学校を訪問し、日本文化紹介ボランティア授業を行いました。どちらからも熱烈な歓迎を受け、約250人の中学生に大阪、日本の四季とお祭り、日本の行事、和服について各学生発表しました。また日本文化体験ワークショップではけん玉、福笑い、新聞紙鉄砲作り、かるたといった日本の遊びを教え、体験してもらいました。日本人の大学生と日本の遊びで交流できることをとても喜んでくれ、私たちも嬉しくなりました。
• ②マングローブ植林
  ベトナム戦争の際に枯葉剤で大半を破壊されたマングローブ林で、植樹活動を行いました。地球環境の保全に少しでも貢献できるよう、ぬかるんだ土に悪戦苦闘しながらも１人2～3本の苗を植えました。
• ③孤児院訪問
  孤児院では子ども達とシャボン玉やボールを使った遊びを通じて交流しました。また、学生プレチャレンジ制度企画の目的でもあった日用品の寄付も行いました。

【日系企業訪問】

タンロン工業団地とPanasonic Risupiaを訪問し、ベトナムにおける各企業の事業内容や海外で働くことについて、学生時代にしておくべき活動などたくさんのアドバイスを頂き、貴重な体験が出来ました。

【フィールドトリップ】

ハノイでは有名なホアンキエム湖の周りを散策したり、夜市を体験したりしました。ホーチミンではサイゴン大教会やシンボルとなっている郵便局、ベンタイン市場を見て回りました。どちらも現地の大学生が一緒に行動してくれたお蔭で、地元民ならではの楽しみ方をすることが出来ました。また、メコンデルタツアーでは手漕ぎボートでのジャングルクルーズ体験をし、ベトナムの自然を満喫しました。

この研修を通してベトナムの歴史や文化を学び、ベトナム人の友人が出来、異文化に適応する柔軟な適応力を身に付けるなど11日間でたくましく成長して、無事に帰国することが出来ました。沢山の方々の協力、応援によってこのような素晴らしい体験が出来たことに感謝の気持ちを持ち続け、後輩にもこの素晴らしさを伝えていってくれることを期待しています。
ベトナムの皆さん、カムオーン！ Xin cám ơn!