大学紹介

京都府和束町観光モニターツアー

Date.

17/01/11

本学国際教養学部国際観光学科、および留学生別科等でグリーンツーリズムを学ぶ学生16名で「宇治茶」の一大生産地である和束町を訪問し、グリーンツーリズムを通じたインバウンド観光客向けメニュー体験とホームステイ体験を行いました。
山の斜面全体が茶畑となっている地区をハイキングしながら、途中で生産農家の方から茶の手入れや出荷するまでの苦労、茶という品種の特徴などを教えてもらいました。
また「茶」をキーワードとした和束町の観光について解説して頂いたり、茶畑が見える茶室での本格的な茶道体験も行いました。
そして、和束町でのホームステイ体験では、地元和束町と隣の南山城村、木津川市のファミリーにお世話になり、畑で夕食のための野菜を収穫して、一緒に調理したり、こたつに入って遅くまでおしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごすことができました。
2日目の朝は茶畑に霜が降りる寒い朝となりましたが、朝9時から和束町活性化センターにてホストファミリーとの意見交換会を行い、イスラム教やヒンドゥー教の食事やお祈りの環境、インバウンド観光客が喜ぶ日本文化体験メニュー、和束に観光客を誘致するアイデアなど、活発な議論を行うことができました。
都市生活に慣れた学生たちも、農村地域でのホームステイ体験を通じて、深い家族のつながりや自然と一体になって暮らす生き方と知恵について、多くを学ぶきっかけとなったようです。
このような学びの場を設けて頂いた和束町活性化センター並びにホストファミリーの皆さま、生産農家の皆さまにお礼申し上げます。

(参加者のコメント抜粋)

  • ・一緒に料理を作って、3人でこたつを囲んで食べながら話したり、トランプしたりした。そういうことが一生忘れられない経験です。(インドネシア人留学生)
  • ・和束町の家庭のあたたかい雰囲気が感じられることがよかった。(ベトナム人留学生)
  • ・茶摘み体験をしてみたいです。(日本人学生)
  • ・野菜を収穫するところから始まって、みんなで役割分担して作ったお鍋は最高においしかった!(日本人学生)

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