この度、玄野博行ゼミ（グローバルビジネス学科）、栃澤健史ゼミ（心理コミュニケーション学科）、渡邊太ゼミ（心理コミュニケーション学科）の学生たちを中心に、一年をかけて取り組んできた守口市土居地区商店街でのフィールドワークの報告書が完成しました。

　この一年間、学生たちは土居地区商店街で開催されるイベントに参加したり、散策したり、商店街の人たちと話をすることで、様々な気づきを得てきました。
　今回、こうした活動を通じて得た発見は、形に残すことで多くの人たちと共有することができるとの思いから、気軽に手にとってもらいやすく、読み物としても楽しめるような報告書の作成を目指しました。この報告書は、学生たちが実際に感じたことを学生らしい表現で綴っており、これまで見過ごされがちであった商店街の意義に気付かせてくれるものです。

　完成した報告書については、フィールドワークにご協力いただいた土居商店街の人たちに読んでいただきたいとの思いから、3月29日（水）18時より京阪東通商店街にあるギャザtoドイホールにて贈呈式を行いました。当日は、篠原和伸氏（京阪東通商店街振興組合 理事長）にご出席いただき、これまでのご協力に感謝の気持ちを伝えるとともに、完成した報告書を進呈することができました。

　贈呈式後には、報告書を見ながら学生ならではの視点の面白さに盛り上がり、篠原理事長や途中からお越しいただいた渡壁義樹氏（土居地区商店会連合会 会長）にも大変喜んでいただきました。また、今後土居商店街が取り組もうとしている新しいイベントの話を聞くこともでき、これからも土居地区商店街と本学学生にとって、有意義な活動が広がっていくことを期待させる場となりました。