「ご当地冊子シリーズVol.1」の完成・贈呈、そして商店インタビューへ
Date.
17/06/13
グローバルビジネス学科 玄野博行ゼミでは、「マーケティング的発想をベースにした地域フィールドワークの実践」に取り組んでおります。その具体的な狙いは、地域にとって魅力的な「ご当地冊子」を作成し、プロモーションツールとして活用するというものです。題して、『「ご当地冊子」作成による地域賑わい化計画』なるものです。この計画は、地域における情報発信の難しさや地域コミュニティ衰退の背景に、地域住民が地域の魅力について深く知らないことが関わっているのではないかという問題意識に基づいて策定されたものです。そして、守口市土居地区商店街をフィールド対象としたフィールドワーク実践により、商店街の魅力を「ご当地冊子」という媒体に具現化することを目指したのですが、今回、その第一弾が完成しました。そのタイトルは、『カメラとメモ帳を持って商店街へ出掛けよう!土居地区商店街編』です。この「ご当地冊子」の活用方法としては、地域住民の地域への愛着向上を図るとともに、地域外部への情報発信のツールとしても活用することで、さらなる地域賑わい化をも同時に実現することを狙いとしております。
そして、「ご当地冊子シリーズVol.1」完成の記念として、ゼミ学生代表の的井沙季さんから土居地区商店街の関係者の皆様(土居商店街、旭通商店街、京阪東通商店街、京阪商店街の各振興組合の理事長さん)に贈呈させていただきました。商店街の皆様からは多大な好評を得たようであり、今後の更なるフィールドワーク実践の励みにもなりました。このことをきっかけに、今後は第2弾、第3弾と続く「ご当地冊子」作成に向けて奮闘することになります。第2弾は、商店インタビューを実施することにより、土居地区商店街における様々な商店さんの魅力を伝えることをテーマとしており、早速、商店インタビューもさせていただきました。学生たちの今後の活躍にぜひご期待ください!また本学では、以上のような地域フィールドワークの実践を通じた皆さんの学びのチャレンジを応援しています!
【土居地区商店街について】
私たちがフィールド対象とした「土居地区商店街」について、簡単ではありますが紹介させていただきます。大阪国際大学の最寄の駅となる京阪大和田駅から京橋方面へ10分ほど乗車すると土居駅に着きます。そして改札出口から高架下をくぐり抜けてすぐにアーケード付きの土居地区商店街の入口があります。私たちの通学途中の車窓からでも確実に目にするアーケードです。この土居地区商店街ですが、地図上からアーケードをたどって見てみますと十字型の形をしており、地域商店街としては結構大きな商店街です。そして、「土居商店街」「旭通商店街」「京阪東通商店街」「京阪商店街」「京阪中通商店街」という5つの商店街からなっており、それらの商店街を総称して土居地区商店街と一般的に呼ばれています。
(担当教員:グローバルビジネス学科 玄野博行)