大学紹介

リレー講演会を開催しました(グローバルビジネス学部「公共経営論」)

Date.

17/07/19

 グローバルビジネス学部開講科目「公共経営論」では、下記の日程にて、外部講師(まちづくりの専門家)を招聘し、当該公共経営・まちづくり分野における最新の動向・仕組みや地域課題などについて、貴重なお話(生の声)を伺いました。学生の感想については、以下の通りです。

◎6/30金曜日10:40-12:10(1-402教室)
「郡部(人口減少地域)におけるまちづくりの現状と課題-空き家利活用・移住促進の事例から考える」
 講師:野崎 弘之氏(京都府南山城村役場・移住定住推進員)
◎7/7金曜日10:40-12:10(1-402教室)
「地縁から知縁へ、NPO法人を中心とした新しいまちづくり-枚方市菅原東校区の事例から考える」
 講師:宮原 保子氏(NPO法人すがはらひがし理事長)
◎7/14金曜日10:40-12:10(1-402教室)
  「外部資源(ヨソモノ)を活用したまちづくり―鳥取県智頭町・大阪府門真市の事例から考える―」
 講師:小竹森 晃氏
(元智頭町地域おこし協力隊員・NPO法人あいまち門真ステーション事務局長)

【学生の感想】
(野崎氏講演回)
・村にあった空き家などの要素とヨソモノ(移住者)をマッチングさせる役目を、野崎さんのようなヨソモノが行うということが重要と理解することができた。その際、自分のやりたいことを押しつけるのではなく、相互に理解を得ることが、まちづくりにおいて大切ということもわかった。
(宮原氏講演回)
・将来的に家庭を持ち、どこかに住むとなれば、地域との関わりは避けることはできない。いま、こうやってまちづくりをしているモデルを知っておくことで、自分自身が地域に貢献できる術は何か、どう活かしていけるのか考えることができる。是非とも、何年後かに、リレーを受け取って活躍していきたいなと思った。
(小竹森氏講演回)
・今までの地域再生はパワーバランスが悪かったのかなと考えさせられた。外は地域を再生してあげるという目線で臨むと、内はそれに反発してうまくいかなくなる。したがって、対等なバランスをとりながら、共に再生を目指すことで内外一体となり、地域をうまく再生できるようになるのではと感じた。

担当教員:田中 優(グローバルビジネス学部グローバルビジネス学科)

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