10月14日(土)～15日(日)『ファミリー防災教室&避難生活体験キャンプ』を開催しました。応募いただいた2ファミリー(7名)の一般参加者、本学学生9名、関係教職員5名は、大規模災害時に余儀なくされるであろう避難生活を想定し、「避難生活体験」に取り組みました。

　「ライフラインが停止した状態での避難生活を体験する」をテーマに、実際に避難生活を行わなければならなくなった場合に起こり得る問題を解決するため、水道・ガス・電気がなく、携帯電話の電波も届かない場所での一泊のテント泊です。
　生憎の雨模様でしたが、開催場所の岬町　青少年の森キャンプ場では、テント張・食事準備、竹や新聞紙を利用した食器作り等の要所要所では雨もやみ、取り組むことができました。
　参加者は、避難生活を行わざるを得ない状況になった場合のこれまで気付かなかった事について、様々な気付に繋がっており、防災意識向上に大いに成果があったものと考えています。
　なお、本キャンプ開催に先立ち9月30日には「防災教室」も開催しています。
　避難所生活を余儀なくされた場合に備えておけば役立つ物や知識について学んでおり、本開催に際しての準備に役立っています。また、教室当日には、実際に阪神淡路大震災の被災者の実体験談も披露されており、参加者は被災時の実情に聞き入っていました。