2017ハワイブライダル研修報告レポート
Date.
17/11/16
今年度から新たに実施されたハワイブライダル研修は9月5日~9月11日に渡って行われました。協定校でのハワイのブライダルとホスピタリティについての授業、本物の挙式会場での模擬ウェディング体験、教会見学などを行い、旅行では感じられないハワイを学ぶことが出来た7日間でした。
【JTBトラベルプラザ訪問】
ハワイ到着後、空港からJTBトラベルプラザへ直行しました。
翌々日の模擬ウェディングの際の動作確認を行うとともに、ハワイで結婚式を挙げるお客様にご案内を行うウェディングサロンを見学させて頂き、お客様の準備の様子を教えて頂きました。実際のお客様も空港到着後ここを訪れ、結婚式本番に向けての最終打ち合わせを行い、その後、別会場で衣装合わせを行います。私たちもお客様のハワイ到着後の動きを実体験することができました。
【協定校カピオラニ・コミュニティ・カレッジ訪問】
ダイヤモンドヘッドの麓に位置する協定校カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(以下、KCC)を訪問しました。まずはハワイのブライダルについての特別講義を受講し、日本とは異なるブライダル事情について学びました。またKCCで日本語を学んでいる学生に向けてOIU紹介と日本のブライダルについてのプレゼンテーションを発表しました。その後、引き続き授業とランチをともにし、英語と日本語で交流を深めました。ランチの後は、ハワイのホスピタリティについての特別講義を受講し、ハワイ語のもつ意味や伝統文化、風習などを学び、愛情深く思いやり溢れるハワイの人々のもてなしの精神について知ることが出来ました。
【模擬ウェディング】
実際に結婚式が行われる会場で模擬ウェディングを行いました。会場であるQueen Emma Summer Palaceではカメハメハ4世の妃エマ女王とその息子アルバート王子の縁の品が展示され、ハワイ王朝の歴史を学ぶことも出来ます。
まず、ヘアメイクアップの先生から花嫁役の学生にプロの手でヘアメイクとメイクアップを施してもらい、ハワイ流のウェディングメイクアップについて学びました。
その後、模擬ウェディング会場でウェディングレクチャーを受け、どのような点に気を付けながら会場を装飾するのか、どんな風に仕事を分担しながら準備を進めると良いのかということを学んだ後、実際に客席やアーチ、ウェルカムボードを用意してデコレーションし、花嫁が持つブーケやテーブル装花などを作る作業を体験しました。会場をデコレーションする作業を実際に体験することで、ちょっとした工夫や小さな変化が大きく会場の印象を変えることを学びました。また、一つの挙式の準備の為に大変な労力が必要であること、チームワーク良く作業することが成功に不可欠であることを実感することができました。
リハーサルでは、設営してあった客席の位置では花嫁のドレスが引っ掛かってしまい、式の進行に支障がでてしまうことが発覚し、慌てて設営をやり直しましたが、挙式本番は滞りなく行うことができました。花嫁役は、暑い中、花嫁が慣れないドレスで歩くことの大変さ、式の進行中は緊張しっぱなしであることを知り、小まめな水分補給や声掛けが大きな助けになることを実感しました。
挙式後は、素早くスナックパーティの設営準備を行い、駆けつけてくれた協定校カピオラニ・コミュニティ・カレッジの先生、学生の皆さんと写真撮影をしたり、日本語や英語でさらに交流を深めることができ、「模擬」とはいえども記憶に残るウェディングをプロデュースすることができました。
【JTBオフィスと教会見学】
模擬ウェディング会場を手配して頂いたJTBホノルル支店を訪問させて頂き、ハワイでのブライダル手配について講義を受けるとともに特別にオフィスも見学させて頂きました。
また、ハワイの教会での結婚式がどのような会場で実施されるか知るため、実際に教会を見学しました。
【ハワイフィールドトリップ】
最終日は終日各自でフィールドトリップを行いました。ダイヤモンドヘッドに登ったり、今話題のウォールアートを見に行くなどハワイの素晴らしいスポットを見学したり、ビーチクリーンアップボランティアに参加したりと残りのハワイ滞在時間を楽しく学んで過ごしました。