12月12日(火)5限目に、フランスのデジタル大学(UNPIdF)設立者であり、現在は次長を務めるジョン・オージェリー氏によるセミナーが行われ、学生19名と教職員が参加しました。講演の内容は、様々なスライドの技術を用いてより良いプレゼンを作成する方法を学ぶもので、参加した学生だけでなく教職員も興味深いアプローチの方法などに感銘を受けました。90分にわたるセミナーは英語で行われましたが、わかりやすい表現で途中では笑い声も起こる楽しいセミナーとなりました。

　オージェリー氏はラーニングコモンズ研究のエキスパートであり、フランス高等教育研究所やフランス文科省の委員として、世界中の会議で発表されています。またEDUCAUSE(ITの活用によって高等教育を進歩させることを使命とする米国のNPO)のラーニングスペース・グループのメンバーとして、革新的なラーニング・スペースを大学における授業改革に役立てるために、年間150回のワークショップを開き、2000人が参加しています。オージェリー氏は、研究対象となった数多くのラーニングコモンズの中でも本学のものを高く評価してくださっており、その評価を受けて私たちはこの素晴らしいラーニングコモンズの意義ある使い方をして行きたいと心から感じています。