2018年4月にスタートした経営経済学部・経済学科の公務員コースでは、コース選択前の1年生向けに「サブセミナー」を開講し、公務員の職種・仕事内容・公務員試験について知る機会を提供しています。
 6月12日（火）・26日（火）のサブセミナーでは、実際の公務員試験にチャレンジしました。教養試験・専門試験の具体的な内容、そして経済学科の講義がこれらに密接にかかわっていることも知る機会となりました。この2回は、経済学科の瀬島誠先生に解説していただきました。
 7月10日（火）の第6回目のサブセミナーでは、大阪府警の現役警察官（本学の卒業生）をお迎えし、警察官の仕事について、お話を伺いました。

 交番勤務の具体的な業務、警察学校での教育・訓練、現在所属されている直轄警察隊での仕事内容など、お話は多岐に亘るもので、学生たちはリアルな警察の仕事を知ることができました。大学生のうちに養っておくべき力、リーダーシップや判断力の大切さについてのお話は、特に学生たちの印象に強く残ったようです。

 終了後のアンケートでは「しっかりと自分の意見や仕事に対する誇りを持っておられ、カッコいいとおもいました」「公務員は誰かのために働く仕事であるというお話を聞き、自分も公務員になりたいと思った」などの感想がありました。

 なお7月24日（火）の第7回目のサブセミナーでは、前期の振り返りを座談会形式で行い、後期にゲストとして来てほしい公務員の職種についても話し合いました。
 後期も同様のサブセミナーを引き続き開講します。経済学科で「主専攻」あるいは「副専攻」で「公務員コース」を考えている学生だけでなく、経営学科所属で「副専攻」として「公務員コース」の選択を考えている学生も、参加を歓迎しています。

（コーディネーター：経済学科・山本明志）