6月29日から7月4日にかけて、心理コミュニケーション学科の学生有志たち20名による沖縄フィールドワークが実施されました。学生チャレンジ制度採択企画「沖縄を学ぶ・大阪を伝える－「島育ちの子どもたち」と「都会育ちの私たちの出会い」―」の一環として、沖縄の離島・渡名喜島で行われる「第100回渡名喜幼小中学校水上運動会」にボランティア参加することが主目的でした。
 しかし台風のために運動会が中止になったのみならず、フェリー・飛行機が欠航となって沖縄本島に足止めされてしまいました。そこで急遽予定を変更し、同じく本島に足止めされていた渡名喜島の関係者の方々10名にインタビュー調査を実施。渡名喜島の文化や社会について有益な情報を得ることができました。
 上原ゼミ3回生を中心とするチームがそうした活動を行う一方で、有田ゼミ2回生を中心とするチームは那覇周辺のフィールド調査練習を行い、報告書にまとめました。
 結果として、社会調査の実習としてむしろ内容の濃い有益なフィールドワークを達成することができました。この成果は今年秋に渡名喜島の子どもたちを大阪に招待して交流する企画に活かされる予定です。さらに、今回水上運動会に参加できなかったことを受け、11月頃に再び渡名喜島に子供達に会いに行く企画を現在は思案中です。