本学の学生による"もりぐち歴史館"での活動は、早いもので６年目を迎えることとなり、今年も「観月の夕べ」イベントが開催されました。
 今回の「観月の夕べ」企画は、人間科学部心理コミュニケーション学科の縄田ゼミ3回生があたり、当日（9月29日（土））は、学科のサポート学生だけでなく、大和田高校の茶道部の皆さん（6名）と一緒に、力を合わせてイベントを盛り上げました。大和田高校の生徒さんとのコラボレーションによるイベント運営は初の試みでしたが、茶道部の顧問をされている大江宗輝先生をはじめ、社中の皆様から様々なことを教えていただく良い機会にもなりました。
 台風が接近しており生憎のお天気でしたが、地域の皆様をお迎えする頃には、ちょうど雨もやみ、予定通りイベントを開催することが出来ました。
 本イベントは2部構成になっていましたが、第1部で高校生たちは、お抹茶と和菓子のおもてなしを、また学生たちは、来場された方々をお茶席に誘導するとともに、もの作り体験（アームバンド作り）やビンゴゲーム等で地域の方々（約60名）をもてなしました。
 殆どの来場者にとって、孫世代にあたる世代とのコミュニケーションはとても新鮮なようで、お茶を運ぶ高校生たちや、もの作りをサポートする学生たちとの間で、終始、微笑ましいやり取りが行われていました。生憎のお天気であったため、キャンセルされた方もおられましたが、来場された方々からは好評を博することができ、台風とともに記憶に残る素晴らしい体験となりました。