今年4月に開設し、1期生を迎え入れました経営経済学部・経済学科では、「金融・経済」「公務員」「地域みらいづくり」の3コースを設け、経済学をベースに、経営学や情報、さらには法律や行政分野を含めた幅広い知識を身につけることで、総合的な視点から地域社会の発展に貢献できる人材育成を、ここまで展開してきております。
 また、実際の地域課題を扱いながら、さまざまなステークホルダー（課題関係者）との協働により、解決へ向けた行動を図っていくという「実践型の学び」も、大きな特徴として取り上げることができています。
 このたび、経済学科ではその一環として、11月2日と30日の金曜日の2日間にわたり、門真市職員有志によるまちづくり研究会"XDT"とのコラボレーションにより、学生・教職員・市民・他自治体職員などを交えた「まちの未来を考えるアイデアソン」を開催しました。
 両日とも、"XDT"メンバーによる話題提供の後、参加者全員によるアイデアソン（ワークショップ）が行われ、テーマに関する深い意見交換を展開しました。そして、本学関係の学識者によるアドバイス・コメントをまとめに、全体の成果を共有いたしました。
 これからも、経済学科では、多様な地域主体とともに、課題解決型の実践的なプログラム（イベント）を展開していきます。

田中　優（経済学科長）

第1回　11月2日（金） 18：30～20：00
生活保護行政アイデアソン
～ケンカツ（"健康で文化的な最低限度の生活"）てホンマのとこどうなん？～
【アドバイザー】　藤井　功（同志社大学・大阪国際大学講師）

第2回　11月30日（金）18：30～20：00
観光行政アイデアソン
～門真で"観光"するやつおらんやろ？～
【アドバイザー】　久保　由加里（大阪国際大学准教授）