経営経済学部・グローバルビジネス学部の「現代の世界経済」（木曜3時限、担当：若松）において、12月13日に公益財団法人大阪ガス国際交流財団事務局長の住友宏氏をお招きし、「財団の窓から見た世界経済--助成国との関係を中心に--」というテーマで特別講義を実施いたしました。
 大阪ガス国際交流財団は、南東アジアおよび大洋州地域の天然ガス産出国において教育・学術・科学技術分野の助成を行い、助成国と日本との国際相互理解を深め、国際親善に寄与することを目的としています。
 講義では日本のエネルギー事情と財団設立の目的、助成地域の経済発展状況、財団運営と金利等の内容を、とてもわかりやすくお話いただきました。実際にインドネシアやマレーシアなどで活躍する方による講義であったので、現地の生の声に触れることで、受講学生の興味・関心を刺激する講義となったようです。

〈受講生の主な感想〉

• ・自らも奨学金を借りていてその大切さを知っているので、今日の話を聞いて将来奨学金を支給する側の仕事に就きたいと感じた。
• ・日本のエネルギー事情について知ることができ、もっと勉強したいと思った。
• ・最近いくつかの講義で多くの日本企業が東南アジア支援を行っているとよく聞いていたが、今日の話を聞いてこれからの日本企業と東南アジア諸国の関係により興味をもつことができた。
• ・統計データの分析方法についても学ぶことができ、難しいとは思うが、今後少しずつ自分でも取り組んでみたいと思った。