吉野町での貴重な体験 ~昔から伝わる伝統行事~
Date.
19/02/08
殿川地区神社の清掃活動・しめ縄の飾り付け
「ひと・まち・つくる」プロジェクトの学生が、奈良県吉野町において、地区神社の清掃、楮の皮むき、ならびに、楮畑の草刈を地域住民の方と一緒に行いました。
地区神社の清掃については、門松やしめ縄の作り方など、たくさん教えていただき、貴重な体験をさせていただきました。
この神社清掃行事は毎年末に行われているのですが、年々手数が減っていることから学生も同行させていただいています。
枯れた落ち葉でいっぱいの殿川地区神社でしたが、天候にも恵まれ、地域住民の方々との協力で綺麗な社をキープし、無事、年明けを迎えることができました。
楮(和紙の原料)の皮むき・楮畑の草刈
こちらの方は、別の日程で、早朝から丁寧に作業を開始し、初めての学生でも楽しく、貴重な和紙の原料となる楮の皮むき体験をさせていただきました。
楮畑も見渡せば、雑草がものすごく生えていて、仕切りの柵がわからないほどでしたが、草刈り機を上手に使いこなし、辺り一面がスッキリするくらいまでの仕上がりになりました。この畑で、和紙の原料となる楮が作られるのかと思うと、非常にやり甲斐がありました。
吉川 雄也君 四回生
(「ひと・まち・つくるプロジェクト」)
昨年も参加したこの神社清掃活動等に、今年も来ることができました。
4年生として最後の活動かと思うと、自然と気合が入りました。地域住民の方とおしゃべりしながら、来年はどうなるのかと少し考えてしまいますが、後輩たちが地域の方と良い関係を築いてくれるだろうと思っています。今後は、社会人・地域人として、吉野町の活性化を見守っていきたいと思います。