大学紹介

海外事情研修(上海)を実施しました。

Date.

19/03/19

グローバルビジネス学部では、2月27日~3月1日まで2泊3日、2年生と3年生の学生15名と引率教員(何教授・外島准教授)の計17名で上海への研修旅行を実施しました。
 初日、空港集合後、「奥田政三教育・研究基金」奨学金の授与が行われ、上海に向けて出発しました。上海到着後は、まず本学大学院卒業生である徐氏が経営する上海尚清貿易有限公司を訪問しました。徐氏からは大学院時代の話や、大学院修了後に就職した日本の企業での経験、その後、マーケティングリサーチを行う会社を起業した話、さらに現在の主業務である貿易業やネット販売業に携わった経緯やその経験、また近年力を入れている仕事に関する話をしていただきました。ネット通販や起業に関心がある学生が多く、多くの質問が出ました。
 2日目には、上海春秋投資管理有限公司を訪問しました(注1)。同社総経理の陸氏より、春秋投資、春秋旅行、春秋航空等のグループ会社の紹介があった後、陸氏及び同社運営経理の虞氏による解説を聞きながら同社の複数のフロアの見学を行いました。その後、会議室で同社副総経理の王氏より、春秋旅行の中国国内ツアー及び日本ツアーへの取り組みに関する講演等が行われました。昼食は同社の社員食堂で、社員の皆さんと同じ場所で同じ食事を頂きました。昼からは豫園や外灘といった観光地を見学に行き、夜には四川料理を食べながら、中国の伝統芸能のひとつである変面ショーを楽しみました。
 最終日には、田子坊、新天地、南京東路等の観光地を訪問し、空港へ向かいました。
 行程中の空き時間には、積極的に商業施設を訪れ、取り扱っている商品や価格等のリサーチを行いました。中国のビジネス事情を現地の方から直接聞いたり、観光地を視察したり、大変有意義な3日間でした。

(注1)同社訪問に際して、春秋投資日本株式会社市場部副部長の張程氏(本学ビジネス学部・外島ゼミ出身)に尽力頂きました。ここに記して感謝申し上げます。

【主な学生の声】
A君:中国の文化について、日本人が勘違いしていることが多く、実際、中国はとても発展していて、治安も良く、良い国ということを知ることができ、とても良い体験になりました。
B君:この海外事情研修で色々なものを見たり、食べたり、触れたりし、とても良い経験になりました。中国でもSNSが自由に使えるようになればいいのにと思いました。大学生のうちに、また他の国に行ってみたいです。
Cさん:ニュースを見て、中国はデモがあったり、スリが多い等、治安が悪いと思っており、怖い印象を抱いていました。しかし、実際に行ってそれが偏った見方であったことが分かりした。機会があれば是非来年も参加したいです。
Dさん:上海の空はずっと曇っていて、ビルの最上階が見えなかったのには驚きました。観光地に行くと、日本人だとわかれば偽ブランド品を売りつけてくる人が多く困りました。日本がどれだけ住みやすくて自分が恵まれた生活をしているのかを再確認でき、行って良かったと思いました。

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