心理コミュニケーション学科 2018年度ベトナム・ファッション研修旅行と成果発表会
Date.
19/04/09
心理コミュニケーション学科は、2019年2月25日から2月28日にかけて、2泊4日のベトナム・ファッション研修を実施しました。4月2日と5日には、新年度オリエンテーションの機会を捉えて、学科2~4回生に向けた成果報告会も実施されました。4名の研修参加学生は、ベトナムの首都ハノイを実地に見聞し、現地での学習プログラムを通じて学んだ異文化コミュニケーション体験について、それぞれに発表を行いました。
研修では、主に以下の3つのプログラムが実施されました。
(1)カフェ文化調査
ベトナムはカフェ文化が発達しています。人々が集う様々な種類のカフェがあります。
ハイランズコーヒーやアルテミスなどは洗練された欧米風で都会的なカフェ。コンカフェは、ベトナム戦争直後の80年代文化のテイストを取り入れたレトロなカフェ。屋台でベトナムのローカルスイーツ、チェーをいただくのもよい雰囲気です。今回はビルの屋上にあるカフェバーも訪れてみました。それぞれに客層や利用スタイルの違いがあり、それらを自分たちで体験しながら観察しました。カフェ以外にも雑貨や洋服などファッション文化の調査も実施しました。
(2)ダンスチームと交流会
ダンスチーム「MILKY WAY」のみなさんの練習しているスタジオを訪問して交流の機会を持つことができました。お互いのダンスを見せ合ったり、一緒に踊っているところをTikTok動画に収めたり、座談会でダンスについての熱い想いを聞かせていただいたりと、参加学生たちは踊れる人も踊れない人もよい刺激をいただきました。
(3)アオザイ撮影会
ハノイには「文廟」という儒教の開祖・孔子を祀った霊廟があります。そこでベトナムの民族衣装アオザイを全員で身につけて撮影会を行いました。昨年同様カメラマンのファン ・ゴック・リンさんにポーズをつけてもらいながら撮影していると、他の観光客たちからも撮らせてほしいと頼まれたりするなど、思いがけない交流も生まれました。
発表会で参加学生たちは、アオザイ撮影・ハノイの街並み・ヨーグルトコーヒー・ダンスと、各自の関心あるテーマについて学んだことを報告し、会場の学生たちもそれらを熱心に聞いていました。
なお、このたびの研修旅行でも留学生のファン・カン・リンさん(4回生)に監修をお願いしました。教職員主導ではなく学生目線で企画されたアクションとして、心理コミュニケーション学科らしい研修を実現できました。今年彼女は優秀な成績で卒業されましたが、2019年度の研修旅行も卒業生としてのファンさんに監修いただく予定です。(担当教員:有田亘)