鹿野ちゃれっじ 留学生ツアー 実施!
Date.
16/01/12
国際コミュニケーション学部3回生 久保 由加里准教授ゼミ生とグローバルビジネス学部2回生の有志は、本年度の学生チャレンジ制度を利用して、鳥取県鹿野町地域協働活動に携わっています。
「鹿野ちゃれっじ」とは、「チャレンジ」と「カレッジ」を掛け合わせた造語で、鹿野町の強みである【農】【演劇】【まちづくり】をキーワードに体験をおこなう、地域活性化観光交流事業です。私たちは「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」と連携して、昨年度からこの取り組みの完成作業をおこなってきました。
今年の目標である、「鹿野ちゃれっじ 留学生ツアー」を実施しました。このツアーは、本学の交換留学生有志9名(中国と台湾からの留学生)と一緒に、鹿野町 河内地区の耕作放棄地の再生プロジェクトに参加することを目的としています。さらに、留学生たちに、日本の原風景や文化に触れてもらうことと、日本の農業の現状について知ってもらう機会としたいと考え、企画したものです。
一日目は、まず、いんしゅうまちづくり協議会の理事より、鹿野町についてのガイダンスを受けました。そして鹿野町を知るべく、まちあるきをしました。その後、伝統工芸である、「藍染体験」をおこないました。夜は、地域の方々、同じくまちづくりにかかわっている鳥取大学の学生たちとともに交流の場をもちました。また留学生たちは初めて日本の温泉を体験しました。
二日目は、午前中、河内地区の住民と耕作放棄地再生プロジェクトである、果樹園作りの協働作業を行いました。留学生たちは、自分たちが植えた苗がどのように育っていくか、とても関心を持っていました。お昼は、鹿野の産物をふんだんに使った、すげ笠弁当をいただきました。
留学生たちは、キャンパスでは経験できない、日本の文化、そして日本の地方の現状を知ることができ、また多くの人々との交流ができた貴重な経験ができました。この企画が今後も、日本の中山間地域と海外を結ぶ架け橋となればと願っています。