鹿野ちゃれっじ - 果樹の里山をデザインする
Date.
17/09/07
国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里 准教授ゼミ生と有志は、8月4日~7日 鳥取市鹿野町において地域活性化活動をおこないました。
「鹿野ちゃれっじ」とは鹿野町の強みを活かした観光交流事業のことです。わたしたちは、「農」というキーワードで、鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画しています。
今年の目標はこれまでの地域との連携を土台に、形になる創造活動をおこなうことです。特に注目できるのは、デザイナー2名が私たちの活動に加わり、文字通り、産学官の取組みの円が完成したことです。
このデザイナーさんたちは、鳥取県が若手人材育成・誘致に関する取り組みとしておこなっている「鳥取スタートラボ」で手をあげて鹿野に関わった方々です。
1日目:河内地区の住民との振興を深め、地域の宝を探すフットパス歩きをおこないました。また夜には地域住民や行政、NPOの皆さんとBBQを楽しみました。
2日目:午前中、地域住民、行政の方と果樹の里山内でコンクリートの道をつくりあげました。午後はこれまでの振り返りの会議をおこない、夜、デザイナーさんとNPOいんしゅう鹿野まちづくり協議会の理事たちと会議をしました。
3日目:デザイナーさんと学生たちでワークショップを行いました。
観光事業としてコラボしてできることを形にしていく作業が進められました。夜にはNPOの副理事を含めた会議を通して、改めて今後の活動の確認をしました。最後は一緒に花火を楽しみ、鹿野での夏を惜しみました。
これからも地域を愛する気持ちと、学んでいる観光学の知識を持ってガッツで頑張ります!
1日目:河内地区で、地域の方々と交流しながら村歩き(フットパス)をした
2日目:セメントを流し込んで、果樹園の中の道づくりをおこなっている
休憩時間には、地域の方々がおうちから持ってきてくださったすいかをいただく
完成した道をバックに
地域の方々、まちづくり協議会、但馬県民局の方々とBBQ
3日目:デザイナーの田中さん、菊池さんとワークショップ
真夏の鹿野で、頭も体もフル回転で体当たりした4日間でした♪