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福島県ボランティア活動のご報告~「福島を思う」有志たち~
13/11/28
濃霧と寒気で包まれる仮設住宅へ向かう有志たち
東日本大震災発生で犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、依然として不自由な暮らしを余儀なくされている被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
今回、福島県へのボランティアに有志として手を挙げた学生たちの活動をご報告いたします。(学生8名、職員2名、11/14-17)
復興への新たな誓い 1日目は沿岸部をバスで視察。高さ16mの津波が襲った住宅跡は一面草原と化し、昨年まで立入り禁止の地区は、被災当時の状況が残されていました。 学生たちは福島の現実を目の当たりにして、復興への新たな誓いを深く心に刻みました。 |
高さ16mの津波があった住宅街の跡地 |
顔が見える交流 2日目は二本松市内の仮設住宅で"たこ焼き"で"おもてなし"をさせていただきました。学生たちは被災当時の話しや不自由な生活の話に真剣に耳を傾け、心の交流が出来ました。たこ焼きは大好評で、住民の方々と和やかな雰囲気で交流をさせていただきました。 |
仮設集会所での傾聴 |
生き抜き、命を紡ぐ姿 3日目は伊達部の仮設住宅で福島大学の災害ボランティアセンターの学生の皆さんと合同で、たこ焼きと足湯で交流を行いました。 不自由な生活を余儀なくされているにも関わらず、前向きに生き、語り継ぐ姿と接して学生たちは、その思いを受け継ぎ、広めていくことを強く心に刻みました。 |
足湯と手のマッサージ |
「福島を忘れない」より「福島を思う」へ
学生たちは今回の活動で、仮設住宅の方々と福島大学の学生のみなさんとの新しい繋がりを構築することができました。また、復興の山積した課題を"自分のこと"として受け止め、今後の支援の在り方について真剣に議論を行いました。
そして、学生たちは、教職員や参加できなかった学生たちなど多くの方々のご支援とご協力に感謝すると共に、仮設住宅の方々のお気持ちに寄り添い、「福島を忘れない」よりも「福島を思う」気持ちを大切にし、復興への誓いを新たにしました。
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